かねてより導入を計画していたプラズマ滅菌器が、5月にやっと入りました。
正確には「低温プラズマ滅菌器」と呼ばれ、50℃前後で感染性の微生物を殺滅させることができる滅菌器です。これまでプラスチック製品やゴム製品など熱に弱いものは高圧蒸気滅菌器では滅菌できず、薬液消毒やガス滅菌を行うのが常でしたが、プラズマ滅菌器は高温にならないため、このようなものにも使用できます。
また、歯を削る機械(エアタービンやマイクロエンジンのハンドピース)も、高温にならないため、痛みにくく長持ちします。
歯科ではまだ導入しているところが少ない機械ですが、きちんとした感染管理を行うには是非とも導入したいと、昨年より計画していたものです。
コロナだけでなく、さまざまな感染症の予防のため、知識をブラッシュアップしながら、より良い対応をこれからも心がけたいと思います。