酸蝕(さんしょく)と言う言葉を聞いたことがありますか?
6月21日(日)、スタッフとともに酸蝕について講演を聴きにいきました。
酸蝕とは、酸によって歯の表面が溶かされることを言います。むし歯と違って細菌は関与せず、食べ物や飲み物、胃液など、酸性の強いものが歯に触れて、酸そのものにより溶かされるものです。
炭酸飲料やヨーグルト、サラダのドレッシングなど、酸性の強い飲食物は意外に多くあり、頻繁に摂り続けることによって知らず知らずに歯にダメージを与えることがあります。生涯にわたって患者さまのお口の健康を守るためには、むし歯と歯周病だけでなく、酸蝕などによる変化も見逃さないことが大切だと改めて思いました。
たかぎ歯科医院では、初診時と治療終了時のほか、メインテナンスに来られた際にも数年ごとにお口の写真を撮らせていただいています。現在の状況をご説明するためだけでなく、酸蝕などによるゆっくりとした変化を見逃さないためにも利用しています。
5月17日(日)に、当院の歯科衛生士4人全員で兵庫県歯科衛生士会卒後研修に行ってきました。専門学校を卒業して臨床に携わっている歯科衛生士向けに毎年開催されているものですが、社会人医療人としての接遇応対やマナーを始め、歯科衛生士としての役割や、仕事の重要性・やりがいをあらためて再確認できる研修でした。今回学んだことを生かし、日々の業務にあたり、成長していきたいと思っています。 (歯科衛生士・F)
むし歯や歯周病の基本的な講義もあり、新人にとっては特に有意義な一日となったと思います。今回のベーシックのほか、アドバンス、スペシャリストコースもあるようですので、さらに勉強してレベルアップしてくれることと思います。 (高木)
3月26日、7つの医院が合同で講師をお招きして、接遇に関するセミナーを開催し、たかぎ歯科医院は院長を含めたスタッフ全員で受講してきました。
患者さまをお迎えして心地よく帰っていただくには、歯科に関する知識と技術に加えて、美しい立ち居振る舞いと正しい言葉遣いが大切です。また、お客様(患者さま)に対してだけでなく、自分以外の周りの人すべてに対して、思いやりと感謝の気持ちを持って接することで人とのコミュニケーションがスムーズになる、というお話に一同うなずきっぱなしの4時間でした。
セミナーで学んだことをこれからしっかりと生かしていけるようスタッフ一同で取り組んで参ります。
1月、2日間診療をお休みをさせていただいて、スタッフ全員で I デンタルクリニック(岐阜)とK歯科医院(姫路)へ見学に行って参りました。
滅菌消毒について、最新の機器と考え方を学ぶのが主な目的でしたが、ドクター、衛生士、歯科助手それぞれが、滅菌消毒以外にもさまざまなことを学ぶことができ、とても有意義な医院見学になりました。
2月8日(日)兵庫ヘルスケア主催の若手会を開催しました。
開業前の、または開業間もない歯科医師を対象に、「ヘルスケア型」と呼ばれる診療をよりよく知ってもらうための勉強会です。
ヘルスケア型、とは、悪いところを治療するだけでなく、むし歯や歯周病にならないように定期的にチェックとメインテナンスをおこなっていく診療です。みなさまのお口の健康を守っていくためには、このような考えで毎日患者さんと接する医院がどんどん増えていってほしい、という想いから、これからを担う若いドクターを対象として勉強会を開催したというわけです。
わたしも20分時間をいただいて、やってみよう!やらなくちゃ!という気持ちになってもらえるためのお話をさせていただきました。
むし歯と歯周病を予防し、お口の健康を守るお手伝いをいたします。